So-net無料ブログ作成
★コンサートのお知らせ

★伝承音楽の宝庫・東北地方への敬意と、復興への祈りを込めて~東北被災地応援コンサート「多摩・東京アクション」の取り組み。 ■東北応援CDを作りました。   ■東北応援CD~売上金全額を「仙台つどいの家」に復興義援金として寄付 

貝殻節(鳥取県民謡) [コラム&民謡考]

ちょうど、貝殻節をはじめたところなので、歌詞や歌の歴史など、ちょいとひも解いてみましょう。

鳥取県民謡ですが、作詞松本穣葉子と書いてあるものもあり、でも新民謡というわけじゃないようです。

ちょっと調べてみると、こういうことらしい。
-------------
 貝殻節はかつて鳥取県の賀露、気高、泊、橋津などでイタヤ貝を採りながら歌われた労働歌だった。1933年に旧気高町の上田平十郎が、浜村温泉のPRのためレコードの制作を企画した。同町で歌われていた歌を三上留吉が採譜し編曲。伝承歌詞に松本穣葉子が歌詞を補い、レコードとして発売された。
-------------

帆立貝を獲ることは、たいそう骨のおれる仕事だそうで、ジョレンという馬鍬(まぐわ=水田の代掻きに使う道具)に似た道具を海の底に沈め、舟の櫓を漕いで底引きして貝を採るのだそうです。
重労働で因果な商売というわけ。それで「なんの因果で貝殻漕ぎなろうた」と。

歌詞がいいんです、この歌は。
-------------
何の因果(いんが)で 貝殻(かいがら)漕(こ)ぎなろうた
カワイヤノー カワイヤノ
色は黒うなる 身はやせる
ヤサホーエヤ ホーエヤエー
ヨイヤサノ サッサ
ヤンサノエー ヨイヤサノ サッサ

戻る舟路(ふなじ)にゃ 櫓櫂(ろかい)が勇む
いとし妻子(つまこ)が 待つほどに

忘れられよか 情(なさけ)もあつい
あの娘(こ)ァ 浜村 お湯育ち

浜村沖から 貝殻が招く
嬶(かか)よ 飯(まま)炊け 出にゃならぬ

帆立貝なら 帆立てて行こよ
わたしゃあなたの 身を立てる

押せよ押せ押せ 港が見える
押せば港が 近くなる
----------------

なんというか、ブルースというか、ソウルだよねえ、この曲。

nice!(0) 

nice! 0